「表に負が溢れる時は、裏っ返してごらん。」
『どういうこと?』
「たとえば、あんたがもの凄く辛い想いをしたとする。」
『うん。』
「そのとき、傷つくよね?」
『うん。』
「でも、相手はどうなの?」
『…幸せなのかも』
「そう。もちろん時にはお互いに傷つくこともあるけど。」
『うん。』
「誰かの不幸って、誰かの幸せだったりするんだよ。」
『うん。』
「で、痛みは結局自分の強さにかわるから。」
『うん。』
「それぐらい、寛容になってみれば?」
『…なれたらいいな』
『そもそも、あんたが泣くくらいなんだから、泣かせた奴には人の100倍幸せになってもらわないとね。』