2010年10月9日土曜日

物語は、

小説が好きなあなた。
新書が好きなあなた。
エッセイ好むあなた。

物語ならいくらでも選べるのに、
人生はいつもひとつのストーリー。

他の人の人生を送る事はできなくて、
私の人生は私のオリジナル。

出会えた全ての人たちは、私に人生の一部をくれている。
たくさんの人生の一部に触れてみたい。


今日、思わずあのことを話していた。

まだ時間的には知り合って間もないけど、
言葉が溢れてきた。
戸惑い無く、昔に戻ってしまった。

しかも、辛くなかった。
だって、わかってくれたから。

きっと、彼も彼女に会いたがってたんだね。
だから、こんな風に私に話させたんじゃない?

私はもうこの物語のページを増やし続ける。
そうすることしかできないのを分かっている。

そういう覚悟ができるようになってから、
素晴らしい出会いが増えたように感じる。

そう、物語は続く。

君の好きな色を塗りたぐっていた日々を越えて、
インクがなくなったそのペンを大切にして、
私は、私が見つける新しい色・形・手触りを愛でて、
この世界中の物語に触れながら、生きていきます。

次のページへ、飛んでいく。