2010年12月15日水曜日

心を千切る

「それ違うと思う」って言うのって、怖い。

でも、これは完全に私の考えだけど、
そういうことが言えた時「苦み」や「痛み」を感じたなら、
それは「正しい行い」なのではないでしょうか?

言ってみて「あーすっきりした!」っていうのは、
結局のところ自己満足で、不満をぶつけただけ。

「やめとけばよかったかも。」って思えた時は、
本当に相手のことを思ってるってことではないか、と。


誰だって、大事に思えば思うほど、痛くなる。

作家の工藤直子さんが言ってることを模倣するけど、
「想う」というのは、心を千切って、あげること。
だから、想いが強いほど、痛いに決まってるんだよ。

だからまずは、
純粋にそんな風に強く想える人に出会えたことは素敵。

その一方で、結構ほんとに心配もしてるよ。

でも、私は心ビリビリするほど余裕がないから、
私なりに「補完」してお手伝いしたい。

千切れた心にはクッキーとチョコレートを。
空いた風穴には、音の出るラムネでもつめて、
ぴゅーぴゅーさせて、笑っちゃう音をあげるよ。

全力で支えたりする力ないから、隙間産業します。


私は、間違ってないと思うよ。

でもそういう言葉だけで済むものでもないと思うから、
嫌なことがあったらふてくされててくれたら、
それを合図に隣にひょっこり現れて、ケラケラ笑う。

そういうことしかできないから、
そういうことだけはいつもできるようにしておく。