初売り行ってきました〜。
・アウター3着
・ワンピース3着
・トップス4着
・カーディガン1着
・パーカ/ボレロ2着
・ニット帽1着
福袋は3つ買いました。
新春バーゲンと言っても、
まだあまり安くなってないこの時期。
ちまちまショッピングを楽しみました。
今日は、ついでに「服」について。
私は、大学に入るまで、
服を自分で買うことを禁じられていて、
いつも買い物には父か母がついていました。
生地の見方、縫い目、色合わせについて、
気づかぬうちに結構学んでいました。
それでもセンスがないのは、認めるけど。
「つくり」を細かく見れるように、
「衣」の教育を受けてきたんだと思います。
大学に入って、自由に使えるお金が増えて、
安い服を沢山買った時期がありました。
それまでデパートとかで買ってもらっていたので、
一着が1000円位で買えることが衝撃的で、
色も種類も沢山あるし、かなりはまりました。
週に一回は原宿・渋谷で両手いっぱいに買い物して、
クローゼットがいっぱいになる位でした。
でも、たいていの服が、すぐによれたり、
すそがほつれたり、型くずれしたりしました。
今思うと、それについて両親は何も言わなかった。
最初はそれでも「安いからいいや〜」
と思っていたのですが、
そのうちに違和感が生じるようになりました。
で、ある日。
当ても無く、単独でお店を構えている所に入った時、
接客してくれた女性の店員さんがいました。
一着のスカートを決めるだけのために、
時間をかけて相談に乗ってくれてました。
随所に、昔父や母が言っていたことがでてきて、
自分がうるさく言われていたことが、
「答え」だったのか、と気づかされました。
素敵な笑顔でひとつを売ってくれた時、
初めて自分で「服」を買った気になりました。
話を戻しましょう。
ネットショッピングなどが、
「あたりまえ」になっていますが、
フットワークが軽いうちは、
実際に商品に触れて選んで買うことが、
とても大事だと思います。
ラインや縫い目、光に当てた感じは、
実際に満足できるものでないと楽しくない。
今となっては、安い服を買い漁った時期も、
とても勉強になったと思っています。
この経験をしてこそ、
あの女性店員さんの接客から意味を感じ取れて、
服を選び、買うことの意味が分かった気がします。
「いいもの」がなんとなく分かるようになってから、
たとえバーゲンでも、縫い目とか裏地とか、
全力でチェックしてますからねっ(えへん!)
原宿とかでも、安くていいものを買えるようになったし。
先日のゼミのゲスト講師の方も言っていたけれど、
「衣」の教育をもっときちんとすべき。
というのは、深くうなずける。
もちろん「食・住」の教育も大切だと思うし、
現在、学部内「食育イベント」計画中です(宣伝)。
これ広げていっちゃうと、
「家庭科って重要科目だと思うんですよ〜」
っていう話になっちゃうので、それはまた今度。
でも、本当に家庭科の授業は1番大事だと思ってるし、
親に反対されてなかったら、きっと家政科に進んでた。
「衣食住」についての知識は、
生きることにダイレクトにつながるから、
もっと充実させないといけないと思うんですよね。
だから、多少無理のある結びとしては、
バーゲンとかには積極的に出向いて、
服に触れて、選んで、買うということを、
きちんと身につける場として利用してみては?
ということ。
バーゲンだって、立派な「衣」教育。