2010年3月10日水曜日

ハツカイドウ紀行

前日は寝れなかった。
だって、レッスンの後バイト行ってたし、
準備終わってない上に4時起きの予定だったから。笑

それでもハツカイドウは迫ってくるわけです。





羽田空港6:45発 新千歳空港行き。

京急に乗りながら、久しく夜明けを見ていないことに気がつく。
最後に見たのは多分夏で、誰と見たかは覚えていない、
…ことにしておく。

川崎の夜明けはなかなかいいものでしたよ。
そして写真は羽田で向かえた朝日、おはようさん。

飛行機は平気なはずだったのに、意外と苦戦。
それでもなんか楽しかった。

飛行機から電車へ、電車から足へ。
だんだん余分なものを捨てていくこの、
“到着までの過程”が旅行の醍醐味というか、好きです。

小樽へ行き、海鮮丼パクパク。苺大福もぐもぐ。
細雪が降っても、塩みたいにさらさらしていた。





小樽の人力車姐さんに撮ってもらった写真。






みんなと会って、自分が色々変化したことに気付いた。
何よりあそこまで協調性ない子だったかしら、私。笑

このテレビ塔もフラ~っと一人で行ってきたし、
2日目の夜なんて、ずっと本読んでてご飯行かなかった。笑

結局バイト先とか生徒のお家と連絡とって無きゃダメだったり、
持ち込んだ仕事が思った以上にウエイト占めちゃったり。

でも、楽しかったな。


そして、帰りの飛行機でずっと思っていたこと。
曇りの日も、雲の上は晴れてて、空は広い。

2日目の夜にずっと読んでいた本には、
「死は最高の快」ということが言われている箇所があって、
ああそうかもなあ、とか思って、
どっぷり死について再考していたわけでして。

帰路で雲の上に出たとき、ふと思ったのです。
「ここにずっといたい」と。

このただ広い空のどこかには多分私の好きな人がいて、
ふらふらと遊んでいるんだろうな、と。

空の上で働く職業に就くことは多分無いけど、
ここにいることができたら、また会えるのかなあと真剣に考えた。

なんかこのタイミングで腑抜けになっちゃった。

明日からまた普通の日々が始まる。