2010年3月19日金曜日

もしも神様がいるならば、

先日“世界は平等だと知った”的なことを言いましたが、
もしも神様がいるなら、私は時々彼の考えていることが分からない。
いや、きっと世界中の誰もが、時々わかっていない。

なんで誰かが笑っているとき、誰かが泣いていて、
ましてやそれが、隣り合わせになっていたりするのか。

どうして彼女があんな目にあわなくてはいけないのか。

世界が一本の線みたいに感じて、ひどく歪んで見えた。


何もできない自分が悲しかった。
何かしたいのにできない弱さが苛立たしかった。

逃げたかった。
泣きたかった。
恐かった。

お腹のそこから叫びたくなった、「生きたい」と。
そうしないと世界に押しつぶされそうだった。

結局少し泣いた。

どうしようもなかった。