“あの人のこんなとこころが嫌だ、
そんなこと言うなんて人として低俗だ。”
「わるいところ探し」はやめようよ。
“あの人のこんなところが良い。
そういうことを言える人になって欲しい。”
「いいところ探し」をしよう。
そんな偉そうなことを言いながら、気付いた。
これもひとつの「わるいとこ探し」じゃないか、と。
私たち講師は、授業の様子を毎回記録する紙を書くんですけど、
成績とかにこだわっていくと、なぜだか、
“できないところ”の記録が多くなるんです。
でも本当はひとりひとり少しずつ成長していて、
いいところが日に日に増えているんですよね、多分。
「自分だったらここの成長に気付いて欲しい」、
そういうところをきちんと見てあげられる講師になろう。
時には生徒から“自分”を学んでる。