2010年12月7日火曜日

褒めことば

小さい頃、あまり褒められた覚えが無い。
別にそれに対して不満も無いのだけど。

センスも才能も無くて、
「継続すること」しかできなかったから、
褒められる要素がなかったといっても等しい。

部活も怒る先生ばかりだった。
褒め言葉を聞かないようにしていたのもあると思うけど。

最近まで、私の中で「怒る」の反対は「認める」であって、
「褒める」という考え方、感覚すら希薄になっていた。


塾講師を始めてからは、
「成長の段階で褒められる経験は重要だな」
と思うようになったんですけどね。

相手を素直に「褒める」こと、
相手からの「褒め」を素直に受け止めること、
このコミュニケーションが上手く取れると、
どんどん良い方向へ向かって行けると感じています。


話を戻して。

そんな私にも、好きな褒め言葉というのがあります。
それが知性を褒められること、です。

外見に関するお世辞じゃなくて、
知性を讃えられることはとても嬉しい。

計算がいくら早く正確にできたり、
文章題がどんなに解けることよりも、
季節に応じた暮らし方とか、
身なりとかに順応できることのが魅力的だと思うのです。
物事に着手するタイミングが的確だったり。

自分がそういう姿に強く憧れてるからこそ、
「賢い」なんて、お世辞でも言われたら嬉しいのです。

可愛いとか綺麗とかって中身が無い気がするんですけど、
賢いとか聡明っていうのは「中身でしかない」ですからね。


なんでこんなことをツラツラ書いているのか、
自分でも分からないんですけれども、

始めて会った人に、
自分にとって最高の褒め言葉を言われたら、
誰だって普通に嬉しいですよね。


言ってもらえたお世辞を、
いつか心から言ってもらえるように。

今後も、関わって行く中で、成長し続けたいです。
目指すは“爽賢美女”です。


昨日からこの言葉だけで気分上々になってるあたりに、
やはり単純さが見え隠れしているのは、ご愛嬌ね。