異常な日常の中にも、普段通りの感情はある。
優しくできない日もある。
言いたいことを言えない日もある。
いつも通りにできない日もある。
悲しくないのに泣く日もある。
嬉しくないのに喜ぶ日もある。
嘘つきと言われればそこまでで、
気分屋と後ろ指さされてもしょうがなくて、
「なんでそうなの」なんて言われたら、
ごめんね、って謝ることしかできない。
申し訳ないと思っているかは、別として。
「変わっちゃったね」、と言われたら、
そうかなぁ、なんて言いながら、
心の中で「さすが、よく気づいたね」って言う。
当たり前だよ。
意図的に変わろうとしているんだから。
話は変わるけど、
「良薬は口に苦し」って本当みたいで、
よく効くからと言われた方法って、
ものすごい痛かったりすることを、最近知った。
このいわれの意味は、
苦みや痛みのせいで、傷や問題を忘れることができて、
逃れられることが最大の効用ですって意味かと思った程。
「今さらどうしたの」と笑われても、
私は今までずっと考えてただけで、
この瞬間まで、空白の時間なんて無かった。
本当に別々の時間を生きていたんだ、と。
この機に及んで、まだそんな攻撃力があったとは。
もう、これ以上は何も言わず、忘れて、変わる。
つまり私が持ってる、最上級の攻撃を発動する!
どうだ、参ったか。
てゆうか、参ってよ。
これがダメだったら、私はもうどうしようもない。