2011年4月17日日曜日

夢について

先ほどの記事は、失礼しました。

消すのはずるいので、下書き保存に降格させました。
もう少し、一生懸命相手の気持ちを考えて働いて、
生産性のある意見は直接相手に言おうと思います。

成長するチャンスにさせて下さい。




夢について。

一部の方はご存知の通り、私には夢があります。
誰にだって、きっとひとつやふたつはあると思います。

でもそれを口に出したりするには、
予想以上の自信が必要だと思います。


私だって、もう今抱いている夢は10年間変わっていません。
なのに、小学校の卒業文集では書くのが恥ずかしくって、
「大工さんになりたい」というありもしないことを、
ものの数時間で書き上げて、褒められて提出しました。

ただ、人と違ったことを書きたかっただけで、
内容なんてその場しのぎの適当な綺麗ごとだけでした。

でも担任の先生は、
私が「夢」を書いたことを褒めてくれて、
なんだか申し訳ないのと恥ずかしい気持ちでいっぱいで、
卒業文集の裏表紙に、本当の夢を“絵”にして描きました。
誰にも伝わらなかったかもしれないけど、
その一面にだけ、本当の気持ちをぶつけました。

言えるようになったのは、大学生になってから。


小学校高学年の子や中学生というのは、
思っているより全然、大人びています。

多感な年頃だからこそ、しっかり夢を持っていて、
多感だからこそ、それを言うことに極端に臆病。

私の生徒達もそれは同じです。

勇気を出して言ってくれた夢、
それは本当に素晴らしいことだと思いますし、
私は心から応援しています。

もちろん、夢が言葉にできなくても
全然、それは間違っていないし、
「鳴かぬ蛍が身を焦がす」なんていうように、
心の中で温めることもいいことだと思います。


でも、私、今日嬉しいことがあって。

生徒が突然私に「国際公務員になりなよ!」と言うので、
私はずっと夢(なりたい職業)があるということで、
(あまり生徒には言わないんですけど、)
正直に将来の夢を言ったんです。

そうしたら、「先生ならなれそうだよ!」
なんてキラキラと言ってくれたんです。

とっても賢い子なので、お世辞かもしれませんが、
未だに夢とか目標を言うことを躊躇って、
話す度にとんでもない勇気を使う私にとって、
その生徒の言葉は、「言った勇気」の何倍もの
「志す勇気」みたいなものを、くれたと思えます。


何が言いたいのかわかりませんが、

夢を心の中に隠すのも、とってもいいこと。
同じくらい、夢を言ってみるのもいいこと。

とにかく、夢を持つのはいいこと。

そしてそれは、誰もが持っている権利です。