消すのはずるいので、下書き保存に降格させました。
もう少し、一生懸命相手の気持ちを考えて働いて、
生産性のある意見は直接相手に言おうと思います。
成長するチャンスにさせて下さい。
夢について。
一部の方はご存知の通り、私には夢があります。
誰にだって、きっとひとつやふたつはあると思います。
でもそれを口に出したりするには、
予想以上の自信が必要だと思います。
私だって、もう今抱いている夢は10年間変わっていません。
なのに、小学校の卒業文集では書くのが恥ずかしくって、
「大工さんになりたい」というありもしないことを、
ものの数時間で書き上げて、褒められて提出しました。
ただ、人と違ったことを書きたかっただけで、
内容なんてその場しのぎの適当な綺麗ごとだけでした。
でも担任の先生は、
私が「夢」を書いたことを褒めてくれて、
なんだか申し訳ないのと恥ずかしい気持ちでいっぱいで、
卒業文集の裏表紙に、本当の夢を“絵”にして描きました。
誰にも伝わらなかったかもしれないけど、
その一面にだけ、本当の気持ちをぶつけました。
言えるようになったのは、大学生になってから。
小学校高学年の子や中学生というのは、
思っているより全然、大人びています。
多感な年頃だからこそ、しっかり夢を持っていて、
多感だからこそ、それを言うことに極端に臆病。
私の生徒達もそれは同じです。
勇気を出して言ってくれた夢、
それは本当に素晴らしいことだと思いますし、
私は心から応援しています。
もちろん、夢が言葉にできなくても
全然、それは間違っていないし、
「鳴かぬ蛍が身を焦がす」なんていうように、
心の中で温めることもいいことだと思います。
でも、私、今日嬉しいことがあって。
生徒が突然私に「国際公務員になりなよ!」と言うので、
私はずっと夢(なりたい職業)があるということで、
(あまり生徒には言わないんですけど、)
正直に将来の夢を言ったんです。
そうしたら、「先生ならなれそうだよ!」
なんてキラキラと言ってくれたんです。
とっても賢い子なので、お世辞かもしれませんが、
未だに夢とか目標を言うことを躊躇って、
話す度にとんでもない勇気を使う私にとって、
その生徒の言葉は、「言った勇気」の何倍もの
「志す勇気」みたいなものを、くれたと思えます。
何が言いたいのかわかりませんが、
夢を心の中に隠すのも、とってもいいこと。
同じくらい、夢を言ってみるのもいいこと。
とにかく、夢を持つのはいいこと。
そしてそれは、誰もが持っている権利です。