「あの人は私のことをわかってくれない、
ほんと、想像力が足りないんだよ」だとか。
想像力の源って、感情だと思っていて、
感情の幅の広さに想像力は比例すると思います。
そして個人的に、感情の幅を作るのは、
時間と経験のバリエーションだと思っています。
例えば、小学生と自分を比べてみた時。
「この子、子どもだな」とか思うのって、
単純に自分の方が年上で、色んな経験をして、
感情の幅が自分の方が広いからだと思うんです。
人としての優劣とかじゃなくて。
年の近い子で大人びた子がいたら、
それは経験のバリエーションの差かな、と。
経験のバリエーションというのは、
なんていうか、正負の絶対値?が大きいみたいな。
同じ感情の中で色んな程度を知っているというより、
喜怒哀楽の感情を色々知ってる感じ。
嬉しいの尺度を知っているというより、
嬉しいと悲しいが分かる、ということ。
時々、目上の人から言われたことに、
納得がいかなかったりすることってあると思います。
どう考えても、理解できないと思うとき、
それって“正しい事実”だと思うんです。
その年齢、その感情幅を持つ人じゃないと、
わからないことってあるんじゃないかと思います。
だからあんまり気にしなくてもいいのかも。
だけど、そこで「どういう意味だ?」と考えることで、
感情の幅が広がることもある、とも言えるのかと。
どう使うかは自分次第ですね。
感情について、でした。