日本で知らない人はいないんじゃないか、
というほど有名なバンドですね。
私も高校生のときに仲の良かった子が、
ミスチルが好きだったことをきっかけに、
CDやDVDを集める程度には好きです。
で、今日はコンサートに行ってきたのですが、
色々と思い出すことがあって、心がふやけそう。
初めてミスチルのコンサートに行った時は、
4年前で、私は高校二年生でした。
当時心身ともに不調の生活を送っていて、
親の知人を介してチケットが手に入ったのは、
突然やってきた「嬉しいこと」でした。
初めての生ミスチルをアリーナ席で味わい、
聴いた音、見た姿形、光、香り、響き、
その全てに、エネルギーをもらった、
…というよりは、安心感をもらった感じがしました。
あの夏の辛さを、忘れることはできなくとも、
「この苦い思い出達とも、一緒に生きていける。」
そんな気がした数時間の空間でした。
今年の夏も、チケットが手に入ったのは、
10日前くらいで、現物を見たのは昨日が初めてでした。
またしてもぎりぎりに舞い込んできた「嬉しいこと」。
あまり人には言いませんでしたが、
この夏もそれなりに小さな挫折を強いられました。
もちろん、成長に繋がっていますが。
“あの夏”の続編みたいな展開で、不思議です。
かの有名な「終わりなき旅」の詞中に、
「時は無情なほどに 全てを洗い流してくれる」
というフレーズがありますが、
私の、あの夏の思いや出来事の中で、
流されたもの、流されなかった物はなんなのでしょう。
今日、私が見聞きする物は、
一体あの頃と何が違って何が同じなんでしょうか。
そんな思いも微かに秘めながら、
純粋に楽しみな気持ちでいっぱいです。
いくぜよこはまー!