2011年9月4日日曜日

Mr.Childrenと夏の思い出

Mr.Childrenと言えば、
日本で知らない人はいないんじゃないか、
というほど有名なバンドですね。

私も高校生のときに仲の良かった子が、
ミスチルが好きだったことをきっかけに、
CDやDVDを集める程度には好きです。

で、今日はコンサートに行ってきたのですが、
色々と思い出すことがあって、心がふやけそう。


初めてミスチルのコンサートに行った時は、
4年前で、私は高校二年生でした。
当時心身ともに不調の生活を送っていて、

親の知人を介してチケットが手に入ったのは、
突然やってきた「嬉しいこと」でした。


初めての生ミスチルをアリーナ席で味わい、
聴いた音、見た姿形、光、香り、響き、
その全てに、エネルギーをもらった、
…というよりは、安心感をもらった感じがしました。

あの夏の辛さを、忘れることはできなくとも、
「この苦い思い出達とも、一緒に生きていける。」
そんな気がした数時間の空間でした。


今年の夏も、チケットが手に入ったのは、
10日前くらいで、現物を見たのは昨日が初めてでした。
またしてもぎりぎりに舞い込んできた「嬉しいこと」。

あまり人には言いませんでしたが、
この夏もそれなりに小さな挫折を強いられました。
もちろん、成長に繋がっていますが。

“あの夏”の続編みたいな展開で、不思議です。


かの有名な「終わりなき旅」の詞中に、
「時は無情なほどに 全てを洗い流してくれる」
というフレーズがありますが、

私の、あの夏の思いや出来事の中で、
流されたもの、流されなかった物はなんなのでしょう。


今日、私が見聞きする物は、
一体あの頃と何が違って何が同じなんでしょうか。




そんな思いも微かに秘めながら、
純粋に楽しみな気持ちでいっぱいです。



いくぜよこはまー!