2011年8月28日日曜日

忘れてはいけないこと


「結果は他人が決めることで、
過程は自分が決められるもの。」

結果が出ないとき、
結果が出るのか分からないとき。
誰でも逃げたいと思うし、
投げたいと思うものだと思います。

表面的な結果は黙ってればそのうち出てきます。

だけどその結果が納得できるものか否かは、
結果に至るまでの過程が決めるものだと思います。

そして、その過程を作るのは他の誰でもなく、
あなただったり、わたしだったりします。


私は、自分の記憶に本当に残る物って、
結果ではないと思うんです。

例えば、試験で合格したという記憶は、
何の科目が何点だった、とかということよりも
泣くほど嬉しかったこととか、
一緒に喜んでくれた人がいたこととか、
あの時頑張っておいてよかったな、とか。

そういうことが残るんだと思うんですね。

確かに他人が見るのは、結果のことも多いです。
「○○受かったの、すごいね!」

本当に凄いのは結果じゃないんだ、
と思える合格の方が価値があると思います。
(なんとなく受かった、とか私は嬉しくない。)


私は、塾の授業をするとき、
時々「なんで塾来てるの?」と訪ねます。
…大抵、怒った時ですけど。

その時、「意味ない」なんて言う生徒には、
意味をつくらせます。
それは塾では、どんなに生徒が頑張っても
結果をプレゼントすることはできないからです。

ただひたすらに、過程の質を上げる場所です。
なので、意味が見つからないのに塾に来てくれても、
鬆だらけの過程を作るだけになってしまいます。



ふぅ。
すみません、つらつらと。

私も、自分が働いてここにいる意味を、
今一度確認しないといけないと思いました。

今年は、爽やかで苦い夏です。