飾り付けに凝り始めると、
しまいにはぐちゃぐちゃになるタイプ。
そして気づきます。
「ベースは、あんなに美しかったのに」と。
なんとなく、これは大事だと思っていたものが、
本当に大事な物事だと言うことに気づくのは、
失ったときだけではないようです。
飾り付けをしきったあと。
例えばそういうときにも、気づきます。
そして私はゆっくり、その飾りを外します。
違う使い方を考えたり、
元あったようにしまったり。
そして、そのベースの美しさに間違いは無く、
おそらく、後悔など微塵も無いのです。
そして。
やはり私には、或る特定の物事に対して、
強運があるような気がしてなりません。
私が、目をそらしたり、諦めようとすると、
心強い支えや言葉が目の前に現れてくれたり、
大きなチャンスが舞い込んできてくれたりします。
今日は、偶然もあるのでしょうけど、
ふたつも大きなお話を頂きました。
私は、昔から本当に使えない子で、
これといって出来ることが無くて、
どちらかと言えば何もできないタイプです。
今やっていることは、生まれて初めての、
人に必要とされる自分の役割なのかと思っています。
「やるからには1番」とか、
そういうの苦手と言うか、嫌です。
だけど、誇りを持てるようになってきました。
少なくとも、全国レベルで勝負をしたのは、
あとにも先にもこれしかありません。
そしてそんな舞台でマイクを持てるようになれるまでには、
たくさんの、本当にたっくさんの方に、
支えられて、導かれて、助けられて、励まされてきました。
時々こうして落っことしてしまう大事な大事な宝物。
拾って届けてくれる全ての人に、感謝です。
ベースにある美しさ、思い出せました。