2011年10月18日火曜日

ベース

飾り付けに凝り始めると、
しまいにはぐちゃぐちゃになるタイプ。

そして気づきます。
「ベースは、あんなに美しかったのに」と。

なんとなく、これは大事だと思っていたものが、
本当に大事な物事だと言うことに気づくのは、
失ったときだけではないようです。

飾り付けをしきったあと。
例えばそういうときにも、気づきます。


そして私はゆっくり、その飾りを外します。
違う使い方を考えたり、
元あったようにしまったり。

そして、そのベースの美しさに間違いは無く、
おそらく、後悔など微塵も無いのです。



そして。
やはり私には、或る特定の物事に対して、
強運があるような気がしてなりません。

私が、目をそらしたり、諦めようとすると、
心強い支えや言葉が目の前に現れてくれたり、
大きなチャンスが舞い込んできてくれたりします。

今日は、偶然もあるのでしょうけど、
ふたつも大きなお話を頂きました。


私は、昔から本当に使えない子で、
これといって出来ることが無くて、
どちらかと言えば何もできないタイプです。

今やっていることは、生まれて初めての、
人に必要とされる自分の役割なのかと思っています。

「やるからには1番」とか、
そういうの苦手と言うか、嫌です。

だけど、誇りを持てるようになってきました。

少なくとも、全国レベルで勝負をしたのは、
あとにも先にもこれしかありません。

そしてそんな舞台でマイクを持てるようになれるまでには、
たくさんの、本当にたっくさんの方に、
支えられて、導かれて、助けられて、励まされてきました。


時々こうして落っことしてしまう大事な大事な宝物。
拾って届けてくれる全ての人に、感謝です。


ベースにある美しさ、思い出せました。