悩みにぶつかる姿を何度か見てきたけれど、
あなたは新しい壁に出会う度、
それに応じて、悩みを難しくしていく。
私は、いつまで話を聞いてあげられるのか、
少し心配になってしまうほどに。
そして「困ってしまった」と現れた。
必死で涙をこらえてやってきた。
今、選択の岐路に立っているね。
どんな選び方をしても、どんな答えを出しても、
「あなたの答えならそれでいい」と言って、
きっと周りの人は納得する。
一番心配なのは、あなた自身が納得しないこと。
忘れないでほしいのは、
何かを選ぶ時は、覚悟をもって1つを手に取ること。
ふたつ同時に持っていくことは、できない。
覚悟さえあれば、
選んでしまった後は、
勝手に物事は覚悟に従って動いていく。
たったひとつ、必要な全ては、覚悟。
それでも違う選択肢に魅力を感じたら、
乗り換えて良いんだよ。
でもその時、守らなくては行けないルールは、
今まで選んでいた選択肢を捨てること。
その瞬間に選ぶことが1つであれば、
どんなに変更しても、いいんだよ。
記録や結果は、他人が勝手に評価する。
だから、放っておいても良いことだと思う。
だけど、結果に至るまでにどんな記憶を作るか、
そういうことは自分自身にしか決められないよ。
私も、こうやって寄りそうだけで、
あなたの人生の真髄に触れることは、無い。
記憶の納得が伴わずして、
納得のいく記録なんて存在できない。
選ぶ瞬間が、きっと一番辛い。
それは、選ぶと言うことが、
何かを捨てることだと、分かってきているから。
しかも優しいから、余計に辛いと思う。
でも、選ばないという選択肢は無いのだから、
どうしてもここは越えないといけないと思うよ。
どっちを選んでも、幸せになれるから、
考えて、考えて、考え抜いて、選んでごらん。
覚悟を使う勇気を、今あなたが出せるように。