久々に「好きな映画」に出逢いました。
『Entre les Murs[The Class]』
(邦題:パリ20区、僕たちのクラス)
個人的な感想をすこーし、と思ったのですが、
充てる言葉が無い、というか、
形容することで汚れるような気がするので、やめ。
強いて言うなら、映画自体に、そう思わせるような、
清らかさというか、潔さ…透明感のようなものを感じました。
何を持ってその映画を好むかというのは、
千差万別だと思いますが、
私は「バランスの良さ」で決めている気がします。
絵[色]と音、そしてストーリーと演技、演出。
もちろん全くの素人ですから、
娯楽の範疇を越えたような高尚な鑑賞はできない、
という大前提を踏まえた上です。
ちらほら言うのでそろそろしつこいかも分かりませんが、
共感覚があるので、音楽が沢山入っている映画は、
絵や台詞や演技がよっぽどシンプルでないと、
音に見える色が、映画の邪魔(?)になり、
結果的に、よくわからなくなってしまいます。
その辺のバランスが良い映画が好きです。(雑)
でも時々映画をBGMにしたい時があったりするので、
そう言うときは「絵が無くても成り立つ映画」を選びます。
音楽や台詞だけで十分お腹いっぱいなもの。
台詞って言うのは…例えばフランス語とか。
フランス語に感じる色はなんとなくスモーキーで綺麗。
または、あの「うぶ毛っぽさ」がたまらなく好き。
絵だけで(も)十分な映画もありますよね。
最近観た中では『アメリ』がそうでした。
展開のスピードが上手くそれを崩しているように思えて、
全体としてもとても好きだな、と思っていますが。
ここ数日で結構な久々に複数の映画を観ましたが、
やっぱり、いいですね。映画も、好きです。