好きなものについての雑記。
深夜の勢い、きっと書いた事を後悔する文体。笑
こんな歌い方するマサムネさんは相当レアで、
この歌に使った言葉に対する思い入れみたいなものを感じる。
この曲の入った「さざなみCD」というアルバムは、
全体的にメッセージ性の強い歌詞が多い(と思う)。
このアルバムが無かったら、
今、どうしていたかな?
沖縄から帰って来て、その足で買ったこのCD。
聞いた瞬間、鳥肌が立ったのを忘れない。
一曲目のイントロを、何度も何度も聞いて、
その頃腐りかけてた共感覚が、多分最高に冴えた。
今聞いてても、音に色を感じたり、
ものに触れる感覚がするのはもちろんで、
ある曲に関しては鼻の奥に水を感じたりする。
本当に、色褪せず、鮮度も変わらない、奇跡。
毎日毎日聞いていました。
絵を描きながら、本を読みながら。
その頃から眠れない日々が続いていたので、夜も。
時々泣きながら、散歩をしながら。
このアルバムをイメージして写真作品を作ったり、
美術の作品でもアルバムのジャケットを立体作品にした。
ギター弾いたりもして、なんか色々生活変わった。
初めて、表現したいという欲が本当に表現になって、
心からの素直な表現を生み出せた瞬間でした。
もちろんこれは人がいたからというのもあるけど。
例えばガラスのコップを落としたら、
危ないって思うのが普通だけど、
「光を当てれば乱反射するよ」みたいな、
癒えない傷は癒えないままに、殺さないであげよう。
みたいなことを、なんとなく理解できたのは、
このアルバムがあったからでもあります。
救ってくれた、這い上がる力をくれた、恩人。
人生を変えてくれた、命の恩人。
ただ今はもう、
砂漠に咲く花、見失っちゃったから、
もう一回、探さないといけないようです。
だけど、久々にじっくり「さざなみCD」を聞いたら、
なんか色々やり直したり、頑張ったり…はできずとも、
まだダメじゃないな、という感じだけはしました。
波は形をかえて、何度でも。