3月中に更新したかったのですが、遅れました。
高校時代から地味〜に好きな、映画。
最近は時間が取れていませんが、家で観たりはしています。
この1年も例年並みの消化率(約60,70本…)だったのですが、
せっかくなので、オススメをピックアップしていきます。
記録しておくのは、自分の為にもなるので。
まずこの一年で観たものの中での私の好きなもの、
その中で、お勧めしてもよさそうなものを。
「Midnight in Paris」
5月頃公開されたウディ・アレン監督の作品。
誰とでも(一人でも)楽しめる作品だと思います。
是非、お酒片手にほろ酔いで観て頂きたい。
「Annie Hall」
ウディ・アレン監督の、アカデミー賞受賞作品です。
私はこの監督の作品のテンポやメッセージが好きですが、
なんとなく「特別でない日に観るとほっとする作品」。
「DEAD POET SOCIETY」
これは、観たときに号泣して画面がみえなくなりました。
(元からよく泣くのですが。)
様々な角度から「青春」を描いていて、
ただのお涙頂戴のストーリーではないところがいいです。
しかし見終わった後に“発売元:Walt Disney”と見つけて、
なんとなく醒めてしまったというオチもありました。
「Big Fish」
ティム・バートン監督の作品。
多分、苦手な人もいると思いますが、私はこういうの好きです。
こういう作品をいつまでもいいなぁって言える人でありたい。
「Almost Famous」
邦題は「あの頃ペニーレインと」ですね。
最初に観終わったときには、実はそれほど、
という感じがしていたのですが、
数日立っても、ペニーレインの綺麗な顔とか、
色んな人の歌声とかが頭から離れないことに気がついて。
映画なのに、まるで「自分の思い出」のように、
振り返ると少し切なくて、でも最高だなーって思える。
キャストも音楽も色使いも、とても好きな一品。
「The Road Home(初恋の来た道)」
これ、食わず嫌いして、やっと最近観ました。
いざ観たら、とても「シンプル」で、綺麗。
チャン・ツィイーの麗しさもさることながら、
ストーリーが、淀みなく縫い上げられている。
映像も綺麗だし、話も重たすぎないのに響くし、
今年一番「ストーリー」に素晴らしいと思った作品。
「St Elmo's Fire」
(これだけトレーラーでなくてすみません。)
青春映画の金字塔、Little Chilとまで言われている作品。
どうやら賑やかな映画が好きな年でしたので、ランクイン。
終わるはず無いって思ってたはずの時間とか、
消えるはず無いと思っていた感情とか、
そういう、高揚感と共に自分の中に満ちあふれるものが、
消えたり、違うかたちで垣間見えたりしながら、
人生が進んで行ってくれたらいいなぁと思いました。
あと、箇条書き風にたらたらおまけ文を。
その他に観たものでは、
「One day」「Small Time Crooks」なども、好きでした。
(後項は、私の中では何故か相当ヒットしました。)
あと「Love Actually」は、何回観たことか…。
長野に居る間、一人の時間は映画ばっかり観てました。
昭和邦画とかも少し手を出し始めたのですが、
「吉原炎上」などは素晴らしいと思いました。
邦画関連で、2012年度を代表する作品と言えば、
「へルタースケルター」なのではないかと思います。
(「桐島〜」も一部から相当進められていますが。)
スピード感、ストーリー、(多義的な)露出など、
どこを取っても「2012年度の日本映画」と感じました。
映画デートって、あんまり好きじゃないんですけど、
あれって面白いんですかね。
映画は、映画が好きな友だちと行くか、一人に限る。
最近仲の良い人と話していたんですけど、
趣味って似てない方が面白い気がします。
シェアして、新しい世界を知れるのが楽しい。
最初から趣味が全部似ていると、
好きなことで議論したり、喧嘩し始めたり、
そういうよろしくない方向に行くことがあるものね。
一人になれる時空を奪われることにもなるしね。
…正解はないと思うけれども。
劇場では今年は10本ほどしか観ていないのですが、
上述 Midnight in Paris以外のハズレ感は凄まじかったです。
テレビサイズでいいや、って映画が多かった。
あ、でも、Les Miserableは凄かったです。
舞台は視点の支配権が自分にあるけれども、
映画は監督の目線で切り取ってくるので、
その辺りの違いを味わいつつ、豪華絢爛な世界観に、
「洋画の本気すご…」と思うばかりでした。
今年度は、なんだか時間が沢山ありそうなので、
色んな映画を観たいなぁと思う次第です。
ジム・ジャームッシュ監督、観ていこうと思ってます!