「よく話を聞いて、笑っててくれれば良い」
ある男の子と仕事の話になった時、
何も言葉が発せなくて、
相談に乗れなくてごめんね、と言うと、
そんな風に言われた。
私は、彼の同僚やライバルじゃない。
かと言って、恋人や家族でも無いけれど、
なんだかとっても救われた。
社会に出て働くことが、
特に出世だとか立身を期待されている人が、
どれほど身を粉にしているか、
最近になって色んな機会を通じて痛感している。
そして、私はきっと、
そういう人生を自分が送ることは無い。
だけど、そういう人を支える役割を
担うことがある“かも”しれない。
そういう時、できることってなんだろう、と思ったら、
最初の一言は、ひとつの正解なんじゃないかと思った。
同性から見ても、ワガママは、確かに可愛い。
ただご注意を。
可愛いのは、「可愛い女の子」の「可愛いワガママ」だ。
多分、この一文に当てはまる場合だけが可愛い。
(この辺はシビアに考えておけば大やけどは防げる。)
(この辺はシビアに考えておけば大やけどは防げる。)
何はともあれ、笑うこと、話を聞くこと、
そんな風に誰にでもできることを必要としている人も居て、
普通に振る舞うだけで、
そこにいる理由が生まれることがあるらしい。