なんだかずっと寂しくて、
さよならを繰り返してたどり着いた場所で、
見慣れた面々のいる教室に入ろうとしたら、
「来なくていいから」と言われた。
それがとても悲しくて、
床に伏せて、しくしく泣き出した所で目が覚めた。
起きても涙が止まらなくて、
夢と現実の境目がよくわからないまま一日が始まった。
普段あまり、自分の選んだことに、
後悔をすることは無いのだけど、
最近、自責心が募ってばかりでやられている。
「一人で写ってる写真ばっかり…」
自分のパソコンに取り込まれた写真を見て思った。
一日のほとんどを家で過ごして、
なるべく学校にも行かないようにしている。
たいして仲良くもなれない歳の違う子達とは、
一緒にいても、あんまり楽しくない。
そもそも、その子達には、これまで過ごしてきた時間がある。
今更都合良く邪魔することも、できない。
友達が皆、社会人になったから、
あんまり遊びに誘ったりしたらいけないと思うあまり、
連絡の取り方みたいな感覚が分からなくなった。
みんなには会いたいけど、会った所で、話が合わない。
人のせいにしちゃ、ダメだけど。
マイペースは、心地よさより孤独のが勝るみたい。
自分の好きな速度で行けば、景色がよく見えるけど、
それは裏返せば、周りに人がいなくなるってことだ。
人を抜かしてマイペースに行くのはまだいいけど、
人の後ろで、ぐずぐず寂しい想いをするなんて。
早く、春にならないかな。
もう、みんなには追いつけないけど、
とりあえず、早く全部が終わって欲しい。