2015年8月30日日曜日

タイトル

昔、私の中で、
「もしも本を書くとしたらそのタイトルは、」
という遊び(暇つぶし?)が流行っておりました。

マジ暇。

その中で結構気に入っていたというか、
実感を持って言えたのが、
「足がつかないほど深い所へは行かないと決めていた」
というの。

…この時点でちょっと青々してて恥ずかしいですね。
まぁ、少々ご辛抱あれ。

生きていれば誰だって、
大なり小なり挫折という類に当てはまる経験をするのが常。
どうでもいいけど、私にもあります。

そしてそもそも挫折的な経験は、はまりこんだ先に起こるもの。
そういう風に思っています。
熱中しなければ、挫折的なアレは経験しなくて済む、
(済んでほしい、)と信じています。

だから、「踏み込まない勇気」みたいなものを、
いつも意識しておこうと思っていて、
付かず離れずってサイコー、みたいな思考に傾倒しています。


でも、あることについて、
例えるところの「足の付かない深い所」まで泳いでいたことに、
気がつきました。

いつの間にか、好奇心で来てしまっていた。
というか、
少し前までは足がついていたはずなのに、
過信が消えて萎縮したのか、
潮が満ちたのか、なんなのかで、
溺れる寸前まで来ていた。


残念ながら、あらゆる物事には、
目指す場所まで渡りきれる人と、そうでない人がいます。

その差は、時間が経ったり
場所が離れないと分からなかったりします。

すごくうまくいく時期もあれば、真逆の時期もある。
あることが絶好調で、別のことは絶不調というのもザラ。

この年にもなって、また嫉妬とか
うまくいかないことへの苛立と対峙するなんて
嫌。面倒くさい、無駄。


一度塩辛い水をのんでしまったら、
砂利を噛んでしまったら、
体の中が綺麗になるまで、
淡々と清浄にしないといけない。

頭使ってコントロールできるように、
内へ、内へ籠っていく努力をしないといけない。

海には波があることも、知っているし、
風の向きや強さもすぐに変わることも知ってる。
ちょっと待っていれば全部ががらりと変わることがある。

だから、今は、ゆっくり待つ。


マジ暇。