2010年10月20日水曜日

あきらめること、挑戦する事

本を読んで心が動く事ってあまりないんですけど、
今日ふと立ち寄った書店で購入した、

「NASAより宇宙に近い街工場〜僕らのロケットが飛んだ〜」

にはもの凄く衝撃を受けました。
移動中に電車やカフェで読んだのですが、
涙があふれてきて、困ったなあと言った感じでした。

私は「夢」が自分をここまで支えてきてくれていると思っていて、
むしろ「夢」しかないんです。
もう本当に、ずっとそう思って生きてきました。

いや、“そう思っていると思って”生きていました。

実際は、日々の生活の中で、利益を求めてしまったり、
どこか打算的だったり、妥協していたり。
そして、それを周りのせいにしてごまかしていた。

それは自分に留まらず、
他者にもそういう視点を求めていた気がする。

私は、「私の軸」をひどく欠いていた。

今日出会ったこの本は、私に「夢見る力」を
もう一度与えてくれました。

モットーとして掲げていたはずが、
どこかに置いてきてしまっていた、
大好きな言葉たちにもまた会えました。

私は、あきらめることの難しさと怖さを知っている。
挑戦する事の簡単さと素晴らしさを知っている。

余談だけど、「あきらめたらそこで試合終了だよ」
という言葉には違和感を抱いている。
だって、諦めた時に終了するのは、
試合なんてちっぽけなものじゃない。
もっと言葉にできないような、大切な、大きなものがなくなる。

あきらめるって、すごく、すごく怖い事だと思う。



さあ。
私は、きちんと私らしくいこう。