こりゃびっくり。
「OLの3人に1人が専業主婦になりたい」
http://news.ameba.jp/domestic/2010/10/86475.html
これ、まさに家族社会学的には考えられる結果です。
たとえどんな集団にアンケートをとっていたとしても、
この専業主婦思考がマジョリティな思考になる事は、
十分に考えられると思っています。
でも、最近はワークライフバランスとか言いますね。
女性の雇用を男性同等にしろ!と訴える声がありますね。
特に学生である私達は、
男尊女卑ってまだ地味に残っているのよ的な教育を受ける。
だから女性も働くんだ!と思って意気込んでいる。
(…気がします)
そして、時代はジェンダー差別をなくそうと動いている。
つまり確実に、社会の仕組みは変化しています。
でも、こんな風に「女性の雇用機会を均等化せよ!」
などと言う声が上がる前は、
「専業主婦」が女性にとってのステータスでした。
産業化初期は、国民総動員で労働に取り組んでおり、
家業だけに取り組むことのできる女性の姿は、
旦那の稼ぎが安定している事を示す事もあり、
女性にとって憧れだったと言われています。
しかし景気の影響もあってか、
今となってはまた「大人」は働くもの、と考えられ、
「女性の労働は男性と同等の扱いのもとで行われるべき」
という主張さえも出てきています。
「専業主婦観」は時代毎に繰り返されていくだろうと考えます。
女性も働く事があたりまえと考えられる時代になりつつあり、
また専業主婦という存在がステータスになるのではないでしょうか。
拙い文章ですが、解説を終わります。