きっと一日経った今も、泣いてるよね。
最近辛いことが続いているみたい、だね。
生き物は、生まれたら 死んじゃう。
でも「生き物」っていうくらいだから、
決して死ぬ為に存在するものではないと思う。
生きている時間を、どういう人と過ごして、
どんな行動選んでいくか、っていうことが、
生き物に与えられた生きる意味だと思うよ。
きっと、あなたが彼(?)を生かしてた。
あなたと出会ったから、彼は生きたんだよ、多分。
未来は変えられるというけど、
逆を返せば、過去は永遠ということ。
永遠に変わらないから、
きちんと向き合いかたを考えて。
進もうとしなくていいから、
この現実をどうやって「大事に」するかを考えて。
ポケットに入れて持ち歩くのか、
宝箱に入れて鍵をかけるのか、
たくさんの人に分け与えるのか、
その方法次第で、過去の記憶は支えにも刺激にもなる。
揺るぎない自分の核になってくれる。
正しい選択は、あなたが決めないといけないよ。
そしてその選択にかかる時間は、いつまででも。
世界は、どうせ勝手に進んで行くんだから、
気が向いたときにまたその流れに乗っかれば良い。
あなたがこれから「生きる」為には、
誰かが「生きた」意味を考えないとだめ。
そうやって考えられると思われたから、
こんなに辛い試練を与えられたんだと思うよ。
それでも、どんなにこらえても、
向きあうことが無意味に思えて、
苦しくて喉の奥が熱くなって、
世界がモノクロに見えると思う。
それは耐えるしか無いんだと、思う。
少なくとも私にはそうすることしかできなかった。
でも、真っ暗になったからこそ、
小さくて消えちゃいそうな光もたくさん見えたよ。
道筋を教えてくれる灯りに出会えたよ。
なんて、今は戯言にしか聞こえないよね。
とにかく、ゆっくりしなさい。
歩幅を縮めて、速度を落として。
前だけじゃなくて、後ろも左右も上も下も見て。
その悲しみが、あなたの力に変わるまで。