2011年2月12日土曜日

確信

「ちょっと考えれば分かることを、
ああやって、すぐ人に聞く奴嫌い。」

なんて簡単に言ってたけどね、

聞いてきた相手がそのことを、
四六時中、三日三晩考えてから、
あなたなら、って思って聞いてきたかもよ。

または、こう。
その場でふと思ったことを、
何も迷い無く言ってくれたのだとしたら、
あなたが相手に安心感与えてる証拠かも。


くだらなく聞こえる質問ができる仲って、
そう簡単にはできないと思いますけどね。

そして文句を言いながらも、
質問の答えを探す姿は、素敵でした。


かたや。

首が取れるんじゃないかってくらい俯いてた。

あんなに悲しくなる人を選んだ彼女は、
きっと背中を押したら容易く壊れてしまうし、
連れ戻したらぐしゃぐしゃになってしまう。


言葉がつまっちゃって、
確信をもった「またね」が言えなかった?

きっと会えた時からずっと別れ際を考えてて、
こころが暴れないように必死だったんだよね。

喜んでもいいところで嬉しいって言えなかったんでしょ。
寂しいって伝えたいところで、大丈夫って言ったでしょ。

そういう無理を一生懸命する人だと思うから、
きっと心がねじれきったことでしょう。


いつもは200km先の存在が、
数センチ先まで戻ってきてくれたら、
どうしたらいいか分からなくもなると思うよ。

ただ、「そこに佇む」ことを選んだとしても、
その人が居ない間も、たのしい思い出を作ろう。

そうやって、少しずつ、
佇むと決めた「そこ」の範囲を広げていけたら、
いつか、きっと簡単に会いにいけるよ。

で、帰り際も「またね」って、
なんのためらいも無く言えるようになるよ。


そして、その日がくるまでの、
「たのしい思い出」は、一緒に作ろうね!



そんな眩しすぎる土曜日。