2011年4月3日日曜日

隙間

厳しい言葉は、人を傷つけるようにみせて、
精一杯のメッセージだったりする。
だから、荒んでいく心に届いて傷を深めるまでに、
言葉の裏に隠れた「優しさ」を抽出して渡す。

それを発言者が出来ないなら、私がやる。

言う人と言われている人の間に居るからこそ、
どっちの立場も理解できる。
だから、そういう状況に立ったなら冷静に、
コミュニケーションが雑にならないように助けたい。

私があの場でお役に立てたなら、
これからの挑戦を少しでも支えられるなら、嬉しいです。



ただ、ひとつだけ思うことを書かせて下さい。

生きてきた時間が違えば、育ってきた環境が違えば、
「気づき」に触れるタイミングや、決意にかかる時間は、
違って当たり前なのではないでしょうか。

一年かかって、理解できるようになったことを、
半年遅れで始めた人達に求めるのはちょっと強引な気がして。

どんなケースでもそうだと思うのですが、
他者から見て「できてないな」って思うことって、
当事者は予想以上にわかっていたりして、
もがき続けていることも結構多いと思うんです。
もちろん、全く気づいていないこともありますが。

だから、「できてないよ!」と言っては、
相手の傷を深めることもありえると思うんです。


私は、真似は入り口だけでいいと思います。
時間が経てば新しい色が出てくるのは当たり前で、
むしろその色を足して、もっと鮮やかにしたいです。

過去を模倣・踏襲し続けることが正しいとは限らない。
そういう考えで「これから」を作っていきたいと思います。


こんなことを壁に感じたりしない。
そんなに弱く育った覚えはない。
絶対、冷静さを失ったりしない。

隙間にいるからできる仕事を大事にします。