2011年10月1日土曜日

11年前の私へ。

初めてこの日を思い描いたのは、
実際はもっと最近なのかもしれない。

だけど、11年前の私が、
あんな風に夢を描いてくれたから、
ここまで来られたのだと思います。


昨日は仕事で東北に連れて行ってもらいました。

帰りの電車でふと思ったことがあります。

変な言い方だけど、もう、今の段階でも、
いつか子どもが出来たときなんかに、
「ママは学生の頃、夢を叶えたんだよ」
って言えるくらいには、
自分のやってみたいことって出来てるかもな。と。

もちろんこんなことを思う背景には、
不安もあります。怖さも大きいです。

だけど、11年前には考えられなかった世界を、
既に少し垣間見ることが出来ていたことは、
紛れもない事実であって、
本当にここまでお世話になった方には感謝です。


ここ数日は、柄にも無く、不安で泣いたりもしました。
「11年」は、最近は人にも言うようにしていたので、
特別な響きではなかったのですが、

改めてその時間を振り返ってみると、
自分で自分に背負わせたものの重さに動揺しました。

どうしてこんなに薄汚くて性悪な人間の中に、
愚直なまでに純粋で、もの凄く強い想いがあるのか、
自分でも不思議なほどの、異様なパワーです。

そんな、言ってしまえば“神聖な”感情に、
押しつぶされそうになって、
…電車の中で泣きました。(えへ)


でもそんな不安定な心を支えてくれたのは、
ここまで多くの方にお世話頂いた経験と、
「11年間」という自分の中に培われたものでした。
矛盾しているようですが、そんな感じでした。



今朝、身支度を終えて、鏡の前に立った時、
「11年前の私が納得する姿になっているだろうか」
そんな風に、自分の中に問いが生まれました。

まだその答えは分かりません。
だけど、納得してもらえるようにします。

絶対、そうします。


ふぅ。
始まっちゃったんですね。
いや、始まってたのかな。




11年前の私へ。
あの日の「想い」が、私をここまで支えてくれました。
夢を見てくれてありがとう。
恩返しの意味も込めて、私が叶えにいってきます。
時間かかっちゃうかもしれないけど、
もうちょっと待っててね。