2011年10月10日月曜日

道の角を曲がると灯りがついていて、
「帰ってきたこと」を毎日実感できる。

小さなドアを明けると、ベルの音がなって、
家の奥から「おかえり」の声。

玄関の靴は揃えてね。
雨にぬれた日はレインコートを玄関に干してね。
玄関まで必ず迎えに行くから、
目を見て「おかえり」を言わせてね。


私がしたいことなんて、
その程度のたわいもないこと。

住む人が「ただいま」を言える家に住みたい。
「おかえり」がいつも返ってくる安心感が、
いつもいつまでも当たり前に存在する家。

そんな家に住みたいのです。