2012年7月15日日曜日

靴の履き方

急遽空き時間ができたので、
へルタースケルター観てきました!


期待通りと言えば期待通りでしたが、

個人的にはもっともっと狂った感じかと思っていて、
イメージは「Enter the Void」あたりを浮かべていました。
(予告編リンクしようと思ったのですが、
チラ見してフラッシュバックしたのでやめました。w)

それでもストーリーやらシーンは結構過激で、
「なんかわかんないけど、怖い」
「うまく説明できないけど、悲しい」
みたいなことが随所にあって、

ほどよく疲弊も残しつつ、感情を昇華してくれました。
荒削りで鮮やかな「告白」みたいな感じがしました。

周りに「カワイイ」について調べている人が何人かいますが、
そういう人たちにとっては現状分析の材料にもなる気が。

全ての女性が、何かしらの共感ができそうな作品です。


何より、岡崎京子さんの伝説的作品のこちらは、
映画化までに実に7年かかったとか…!

そしてやっぱり沢尻エリカさん、凄かった。
あと寺島しのぶさんも観れば観るほど好きになる。

それを差し置いて、
桃井かおりがルブタンを颯爽と履きなおして歩くシーン、
(風景に近いシーンだけど、)凄く好きでした。

あんな風に靴をサラリと履いて、よどみなく歩き出せる姿に、
品性と言うか、長年の生き方が出て見た気がします。