2013年6月29日土曜日

レモネード

渋谷のオムライス屋さんでは、
セットドリンクにレモネードを選ぶことが出来る。
自由が丘のベーグルショップでも、同様。

名前も見た目もイメージも、とても好き。
レモネードがあれば、どこでも必ず選ぶ。
例え無味なものを体が求めていても、
私のキャラクターやアイデンティティが選んでいる。


こういう風になりたい、と思うのは大事な気がする。
そう思って、人に憧れたり真似たりすると、
次第にそれが板について「わたし」になっていく。
しかもそれまで培っていたものと混ざりあって、
オリジナリティのある新しいわたしになる。


生きているうちに、出会える人の数や、
記憶に棲ませられる人の数は限られている。
そこから憧れを見つけるのは更に限られた可能性。

私は、レモネードを選ぶ私になりかった。
だから、なることにして、なっている。

くだらないけど、それだけのことで、とても幸せ。