人の気配の無い朝が一番好きかもしれない。
朝早くの空の色、空気の匂い、つめたさは、
季節が変わっていくことを教えてくれる様な気がして、
自分を、自分の中にきちんと捉えられる時間。
静かで、余計なものがそぎ落とされている。
私は、ここにいて、あらゆる感覚が鈍っていく中で、
自分が変わっていくことだけはなぜか確かに感じています。
一時的な滞留だといいのだけど、
こうも続くと、退化もしくは淘汰なのかなぁ…
諦めてないと、いい加減悩んだり考えることすら疲れてきた。
確実にわかったことをひとつだけ挙げるなら、
構えが弱いとやられる。
見かけ倒しって、自分に暗示をかける意味でも強い。
だけどまだ、気づいただけ。
そこから先へはまだ行けない。
朝が終わる。